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岡山県内のボイラー・貯水槽・濾過機・給湯器・空調・給排水管等の工事・点検・修理

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残留塩素対策

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・残留塩素の測定器 試薬の販売


「残留塩素とは」

浴槽水や水道水の測定で皆さんが良く聞く残留塩素とは、遊離残留塩素の事です。
この遊離残留塩素は、安全な飲み水安全な浴槽水には欠かせない消毒になります。


「貯水槽の残留塩素」

安全な飲み水には残留塩素はかかせません。末端の蛇口で、残留塩素濃度(0.1mg/L以上が望ましい)が残るように保持しなくてはいけません。
貯水槽を有する建物での残留塩素不足の原因は

・使用水量が少なく滞留時間が長い
・貯水槽の塗装が悪く、光が入ってしまう事による残留塩素の減少
・内部にゴミや雨水等が入ってしまう事による残留塩素の減少

以上が残留塩素濃度の低い場合に考えられる原因です。

【使用水量が少なく滞留時間が長い】
貯水槽内に滞留する時間が長ければそこで残留塩素が減ってしまう事がよくあります。
建物で空室が多いような場合、当初の計算より水道の使用量が極端に減る事で、水の滞留時間が増え、それにより塩素濃度が低下します。
<対策>
・貯水槽内へ貯めておく水の量を減らします

【貯水槽の塗装が悪く、光が入ってしまう事による残留塩素の減少】
光により残留塩素が減少してしまいます。もし残留塩素がゼロの状態で光が入ってしまうと、コケ等の発生の原因になります。
<対策>
・表面の塗装等をやり直し、内部への太陽光の差し込みを減らします

【内部にゴミや雨水等が入ってしまう事による残留塩素の減少】
受水槽の天板の割れや防虫網の破れ、マンホールパッキンの不良等で、内部にゴミが入る事で、残留塩素濃度が減ってしまう事があります。残留塩素濃度がゼロの場合、ボウフラや細菌の発生する可能性もあります。
<対策>
・通気管やマンホールパッキンを交換する
・割れの補修を行う


「浴槽水の残留塩素」

レジオネラ対策や大腸菌の発生を防ぐ目的で、循環式の浴槽には塩素消毒が多く使われています。残留塩素の濃度は、0.2〜0.4mg/Lを保つようにしてください。
これを下回る場合は、

塩素の注入量より浴槽の使用人数が多い場合
塩素の注入装置の
故障
汚れ
バイオフィルム等の有機物による塩素の消費

等が考えられます。

特に使用人数が時間によりバラつきがある場合は、定量の薬注方式では残留塩素の濃度を一定に保つことは難しいです。その場合、濃度を自動に保つ装置等を設置し対策します。

また、塩素の注入位置はろ過器の前に入れることになっています。
ろ過機の後の配管に塩素を入れている場合、前に位置を変更します。

<対策>
・薬注装置のメンテナンス
・塩素の濃度を保つ装置の取付(自動塩素測定器等)
・薬注の位置の移動
・配管洗浄

詳細は、浴槽レジオネラ対策をご覧ください


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